木靴1

Q & A
マキの靴
木靴2
1ORDER MADE PUMPS2KIDS SHOES3FASHION SHOES4Q & A5JUST FOOT INSOLE
6MAIL MAGAZINE7ABOUT US8CONTACT US

Questions


■
 Q1: 足に良い靴があると聞きました。何にでも使えて、足が痛くならない、はき心地のいい靴を取り扱っていますか?

■
 Q2:足に痛みがあります。痛みを軽減するような靴はありますか?

■
 Q3:シューフィッターとは何ですか?

■
 Q4:良い靴店はどう見分けますか?

■
 Q5:ハイヒールを選ぶときのポイントは?

■
 Q6:ひも靴の正しいはき方を教えてください。

■
 Q7:  最近、子供がよく転んでケガをするのですがどうしたら良いでしょうか。靴のせいでしょうか。
また、子供靴の正しい選び方は?

■
 Q8:妊娠中にはく靴はどのようなものがいいですか?

■
 Q9:88歳の義母に合う靴を選んでプレゼントしてあげたいのですが、注意する点は?

■
 Q10:足のサイズを自分で測ることはできますか?

■
 Q11:靴だけでなく、足のお手入れも必要ですか?

■
 Q12:五本指靴下が足の指の健康にいいと聞きましたが、ほんとうですか?

■
 Q13:歩き方に自信がもてません。

■
 Q14:靴の調整で治る症状もあると聞きました。どのようなことをするのですか?

■
 Q15:陥入爪(かんにゅうそう)も治りますか?

■
 Q16:外反母趾で悩んでいますが、靴を替える他に何かやっておくといいことってありますか?




Answers


■
 A1: 残念ですが、そういう靴はありません。私は、靴をお求めになりたいお客様には、その靴をどんな目的で使われるのかを尋ねます。私にしても、何にでも使える靴があれば良いと思っていますが、今の社会では、パーティーや結婚式に、たとえばジョギング・シューズをはいて出るわけにはいきません。もし、何か足に悩みをもっておられる方には、その悩みを知り、それを取り除くような靴をはいていただくことを優先するようおすすめします。
↑TOP

■
 A2: マキの靴では、医学的な考え方から作られたヨーロッパの靴を用いて足の利用及び足の病気に関する予防を行っています。また、国家資格を持った義肢装具士が、常時店内におります。足に悩み(痛み)を持っている場合、足の状態を見せていただきます。まず、どのお客様でも、足の実寸サイズ(足長、足幅、甲部)を測り、カルテを作ります。これは、お客様が記憶しているサイズと実際に私の店で採寸したサイズとが、違っていることが実に多いのです。正確なサイズを知っておくことが靴選びの基本の一つです。そして、必要な方には「フットプリント」を取ります。フットプリントとは、カーボンインクを使って、足型を採り、足の裏の圧の具合や、土踏まずの高さ、扁平足や外反母趾の状態を読み取るために使います。こうしたカルテを見ながら、お客様の足の現状を説明します。今度は全身鏡の前に立っていただき、身体全体の動きから、“ひずみ”を見つける作業をします。こうしてお客様の足の悩みが具体的にわかり、その原因の一つが靴にあるとわかった段階で、わかった事項をお話しします。それをふまえて、お客様に合った靴をお選びし、おすすめします。
↑TOP

■
 A3: シューフィッターとはお客様の靴選びを手助けするための販売員のことです。これは経験と知識によって、「足と靴と健康協議会」から与えられる資格です。靴選びの専門家として、来店されたお客様の足を採寸したり、足の状態を見たり、好みのデザインを聞いたりして、自分のもっている経験と知識を生かして在庫の中から足にフィットした靴を選ぶ努力をします。
↑TOP

■
 A4: 私が良い靴店と思うのは次のような店です。
・両方の足の採寸をきちんとしてくれる店
・はく靴の目的、仕事ではくのかそうでないのか、仕事ではく場合はデスクワークか、歩くことが多いか、脱いだりはいたりの多い仕事が、一日中はいている状態かなどを聞いてくれる店
・もっている背広や服の色を聞いてくれる店 ・靴の手入れの仕方を教えてくれ、修理などのフォローをしてくれる店
・デザインより、サイズを豊富に揃えている店
・客の注文に、可能な限り応えようとする姿勢を示す店

しかし、実際に靴屋さんに行って、これらの点を即座に見分けることは不可能です。ですから、日頃からこうした点をおさえておいて、気長に探すことが肝心だと思います。
↑TOP

■
 A5: 1:最初に靴のバランスを見る
 3.5センチ以上、とくに5センチ以上のヒールでヒールの細いものは、必ず次のようなチェックをします。
 まず、靴を台の上に置きます。靴にはかかと部分の中敷きの所に、必ず大きめのビス(ねじくぎ)が打ってあります。靴の中をのぞきこむと、その部分がのりの具合で、少しへこんで見える場合もあります。その部分を人さし指で押してみてください。その部分は、靴をはいたとき私たちの重心がかかる部分なのですが、これを押したときに、靴が横倒しに倒れる靴は良くありません。
 悪い靴の場合は、はき口のかかとのへりに触れただけでも倒れます。逆に、良い仕立ての靴は力を入れて押しても、しっかりと台の上で立っています。値段の高い靴でも、すぐに倒れる場合がありますから、試してみることをおすすめします。
 このように、かかと部分がしっかりしていれば、7センチのヒールの靴でも、高いヒールをはいているという“しんどざ”を感じさせず、安定しているものです。

2:足幅にフィットしているか
 幅の部分は新しいうちは痛くない程度に締め付けられているくらいが良いのです。足を入れたときは窮屈ですが、2〜3分はいて店内を歩いてみて、足に少し馴染んできたとき、フィット感があり、最初の窮屈さを感じさせなくなるのが、良い靴です。
 次に注意することは、五本の足趾が十分に伸びた状態で靴の中に収まっていることです。とくに第3趾、第4趾、第5趾(小指)が、靴の表面 にぽこぽこと盛り上がって、出ていないかを注意してください。これは足趾が曲がって窮屈な証拠です。

3:親指の付け根のポケット部分が空いていないか
 ヒールの靴は親指の付け根の部分がおさまるポケットのようなところがあります。そこにきちっとおさまっているかどうかが肝心です。つんのめるような状態ではいていてこの部分がずれていますと、外反母趾の痛みを起こす場合があるからです。この部分がフィットしていれば、とてもはき心地が良く、土踏まずのアーチもしっかり支えられている状態になります。
 はいている途中で痛みが起きた場合は、ポケットティッシュを折り畳み、中敷きをはがして、靴に足を入れて、かかとを浮かした状態で、親指の付け根のポケットの空いている部分に入れてみて下さい。とても楽になるはずです。

4:かかと部分のフィット感はあるか
 かかと部分のフィット感ですが、靴に足を入れたとき、かかと部分が靴のかかとに吸い付くようにフィットしている状態を、私たちの靴の用語では「かかとをかむ」と表現しています。これも最初は少し窮屈な感じで、店内で2〜3分はいている間にこの状態になるのが良いのです。

5:ヒールの高さと、つま先のゆとりをチェック
 ヒールの高い靴は足裏が坂道のような状態になっています。これで、仮につま先部分が円い形になっていると、足趾が上から押し込まれる状態になり、指先が痛くなります。ですから、ヒールが高い靴ほど、先の細いデザインが要求されます。
 しかしまた、ヒールの高い靴ほど、つま先の捨て寸が必要です。なぜなら、捨て寸とは歩くときに靴の中でつま先が窮屈にならないようにとるゆとりのことなのですが、先が細くとがっている靴ほど十分な捨て寸が必要だからです。

6:かかと部分の硬いものを選ぶ
 ハイヒールは、先にもふれたようにかかと部分がしっかりしていることが肝心です。その芯(月型芯)の部分が土踏まずの部分まで伸びている靴は仕立ての良い靴です。
 ですから、靴を買うときは、かかと部分を後ろから手ではさむようにして、強度を確認してください。硬いものが良いものです。

7:ヒールの形に気を付ける
 次にヒールの形もよく気をつけてみてください。
 とくに、デザイナーズ・ブランドに多いのですが、デザイン重視のために、機能的でないものが多いのです。たとえば、最初にチェックしたヒールの裏芯部分(ビスの位 置)より前のほうに、ヒールの中心がきているものは良くありません。ヒールの中心と裏芯が垂直になっている状態が良いのです。

ハイヒールを購入するときは、最低でも以上のことに注意してください。
↑TOP

■
 A6: 靴のひもは十分にゆるめ、足が楽にはいるようにしておきます。椅子に腰をかけ、靴べらを使って、足を靴に入れます。そして、つま先を上げ、かかと部分で軽く床をトントンとたたくようにして、かかとが靴のかかと部分(ヒールカーブ)に密着した状態にします。この状態でひもを結びます。つまり、かかととヒールカーブがぴったりとくっついていることが肝心です。
↑TOP

■
 A7: 最近の子供さんがはいている、布製の柔らかい靴や、室内ばきのような靴、ビニール製でキャラクターのついたような靴底の柔らかい靴は、子供が一生懸命バランスをとりながら歩くことをサポートできない場合が多いようです。大人の足の骨は、しっかり形成されていますから丈夫ですが、子供の足の骨は、まだ柔らかくて軟骨の状態です。骨の隙間が大きく不安定で、土踏まずのアーチも作られていなくて扁平足なため転んでしまいます。観察してみると、つま先立ちになって体重を支えたり、そのまま歩いたり。そうすることで徐々に筋肉や骨を鍛えています。未完成な子供の足は、歩くことで成長していきます。足を保護してあげなければいけないのです。ですから、大人が日常的に気をつけてあげる必要があります。
 不安定な子供の足は、固定させる必要があります。一般的に「軟らかくて軽い靴がいい」と言われていますが、それは間違いです。素材が軟らかすぎると足を固定できず、保護の面からみてもいいとはいえません。また、子供の体は頭部が重いですから、靴が軽すぎるとバランスが取れないのです。
 それらを考えると、子供には足首まで包むハイカットの靴が適しています。足首を痛めないソフトな素材でできていて、底は少し硬めで弾力性のあるもの、つま先は5本の指が広げられる円い形のつま先がいいでしょう。また、サイズが大きすぎると靴の中で足が泳いでしまうし、小さすぎても痛がります。足の長さに約1.5センチをプラスしたサイズを目安にしてください。また、靴はひもをきちんと結び、足を固定してください。
 できれば、三ヶ月に一度くらい、足と靴の具合を見てあげるようにするといいです。それと同時に大事なのは、土の上や砂を踏ませてよく遊ばせて、足の裏の筋肉の成長をうながすことです。
↑TOP

■
 A8: 妊娠中は、初期から安定感のある靴をはくことをおすすめします。若い妊婦さんは、妊娠中といえどもやはりデザインを重視する傾向があります。
 はいている靴を見ますと、ヒールは高くないので、この点は良いのですが、軽くて柔らかい合成皮革の細いパンプスです。これは足のむれやむくみに良くありませんし、足に余計な負担をかけることになります。
 妊娠中は、外出するときも、仕事をするときも、家の中にいるときも、転倒したり、すべったりしないように、はき物をしっかりしておくことが必要です。
 妊娠の初期は、とくに歩行が困難になることもありませんから、これまでどおりヒールの高いパンプスをはいている方も少なくありません。けれども、初期の頃の転倒などで流産する場合もありますから、妊娠と判断されたら、すぐに安定感のある、すべらない靴にはき替えるべきでしょう。
 次第に、おなかがせりだし、体重も増えてきますと、ひざ関節から上が重くなり、バランスが悪くなってきます。足のむくみもでてきます。そのときのはき物が大切です。靴は、できるだけ足の安定する舟底型やラバーソール(硬く、しかもクッション性のあるスポンジ)でできたもの、そしておしゃれでなくても、実用的で足に合った靴が良いのです。ヒールの高さは、3〜4センチまででしょう。
↑TOP

■
 A9: 高齢者にはトウスプリングの高い靴が良いでしょう。
 身体の高齢化とともに足の筋肉も弱くなりますから、それに応じた靴が必要になってきます。高齢者の歩き方を見ていると、一般に「すり足」になっていることがわかります。ですから、ちょっとした道の段差で転んだり、小石とかの小さい障害物につまずいたりという事故も起こります。年をとるにつれて、足にかかってくる負担は想像以上に大きくなると考えてください。
 一般に、高齢者には柔らかくて軽い靴が良いと言われますし、またそういう靴をはいているお年寄りも多いようです。しかし、それはほんとうに良い靴選びかというと、そうでない場合もあります。
 軽くて柔らかい靴は、足下の安定感という点で問題があります。また、柔らかいということは、でこぼこ道、坂道、斜面などを歩くときに、バランスをとらないと身体を支えきれないという難点もあります。ですから、ある程度機能的に作られた靴、つまりしっかりしたシャンク(土踏まず部分の支え)が入っていて、弾力性のある通気性の良い革靴のほうが適していると言えます。
 さらに配慮したいことは、つま先が高くなっていること、つまり「トゥスプリング」(靴の先が地面 からそり上がっている部分)が高い靴を選ぶことでしょう。これでつまずきなどをある程度防ぐことができますし、実際に歩きやすいのです。このことは散歩などで比較的長距離を歩く場合も、歩行がかなり困難になっている場合にも言えることです。
 高齢者の足は自分の重い体重を支えているわけですから、その重みをやわらげるクッションのあるラバーソール(スポンジのような軽いクッション性のあるもの)の底の靴が望まれます。ヒールも、あまり低いものよりは、2.5〜3.5センチくらいはあったほうが歩きやすいし、路面との衝撃が吸収されて良いのです。かかとの低い靴は衝撃を直接受けることになりがちです。
 靴のかかと部分は舟底型のものが安定感があります。そして足のむくみなどに対応するためにも、ひも靴がよいと思います。ひも結びが困難な方は、甲部分が伸縮するゴムで調整されるようになっているものにします。
 現状では、デザイン、はき心地、機能面と考慮された高齢者用の靴は限られています。マキの靴でもしていることですが、靴店のなかには、いまお手持ちの靴を歩きやすいように改良するというサービスをしている店もありますから、「お気に入りの靴を歩きやすいように改良する」というプレゼントもいいかと思います。
↑TOP

■
 A10: はい、できますが、立った姿勢で、他の人に測ってもらいましょう。
 まず、A4サイズかB4サイズ位の白紙を二枚用意します。右足用と左足用です。測るときには、両足を肩幅くらいに軽く開いて立ち、肩の力を抜いて、目は前方を見ている姿勢、つまり、靴をはいて立っているときのような姿勢をとります。そして、この状態でもう一人の人に測ってもらいます。
 測る人は、紙の上に置いた足のまわりを鉛筆を垂直に立てて線を引いていきます。それぞれの部分を真上から見て、足と描いた線とがぴたりと重なるように引いてください。土踏まずの部分だけは、親指の付け根から内くるぶしの真下まで、鉛筆の角度を45度にして線を引きます。
 その後、親指の付け根の骨を確認し、その下の線上に印をつけます。同様に、小指の付け根の骨を確認して印をつけます。この二点にそって足の裏にメジャー(巻き尺)を通し、巻き付けます。痛みを感じるまで締めて、次に少しゆるめて、軽く締めた感じのところで数値を読みます。これが足幅のサイズ(足囲)です。
 次に、このメジャーを平行にずらして、甲と呼ばれる高く盛り上がった部分にメジャーを当て、土踏まずを含んだまわりを測ります。これがウエストガース(甲まわり)の数値です。
 それが終わったら、外側のくるぶしの下と内側のくるぶしの線上に、それぞれ印をつけておきます。ウエストガースの数値とくるぶしの位置のデータはシューフィッターのいる靴店では参考にしてくれます。
 次に、この足型の線をもとに足長サイズを測ります。まず、かかとの中心に印をつけます。この印から、第2趾に向けて縦に線を引きます。次に、かかとの印に物差しを当てて、縦線と直角に横線を引きます。さらに、足指のいちばん長い指の先端に物差しを当て、縦線に直角に横線を引きます。この二本の横線の長さが足長サイズです。
 しかし、JIS規格では、以上の足囲と足長の組み合わせによって、靴のサイズを分けていますし、メーカーによって多少サイズが異なるので、足長サイズ=靴のサイズということにはなりません。
↑TOP

■
 A11: 足の健康のためには毎日の足の手入れも肝心です。
 一日を靴の中で過ごした足は、身体の他の部分よりも汗にまみれています。よく洗って、乾燥させることが肝心です。私自身、かつてはお風呂に入ったとき、足は簡単に洗って終わりにしていました。しかし健康靴を扱うようになり、足と靴のことを勉強すればするほど、足を清潔に保つことの大切さが改めてわかってきました。
 仕事を終えて帰ってきてお風呂にはいるとき、またとりあえずお風呂場で足だけ洗うとき、まず洗うべきところは、指の間です。指の間はむれやすく、汗が残りがちですから、小さいブラシやタワシで念入りに洗うことです。次に爪や爪の横の溝などを洗います。そして、足の裏、表の順です。ブラシに石鹸をつけ、ぶくぶく泡立ててこすれば、ほど良い刺激で気持ちの良いものです。
 かかとは硬いままほうっておくと、ひび割れの原因になりますから、軽石などで硬い角質を落とし、常に柔らかくしてきます。その後、クリームをぬって、いつもすべすべしたきれいな足に保ちます。
 こうして、毎日「足の顔」を見ていますと、足の健康状態がわかってきますし、足に良い靴についても考えるようになります。
 足の指の爪ですが、手の爪と同じように指先の円みに合わせて円く切る方がいますが、実は足の指の場合は、両角を残しておくほうが良いのです。この切り方ですと、靴の中に指や爪が押し込められるとき、爪が皮膚に食い込む陥入爪などになることを防げ、皮膚が傷つくこともないのです。
 もちろん、足の指の場合も深爪は禁物です。こうして切ったあとは、爪ヤスリでとがりをとって仕上げます。
↑TOP

■
 A12: 五本指靴下とは、足趾の一本一本が入るように編み込まれたシルクの靴下です。これはもともと、愛知県名古屋市の内科医・進藤義明先生が提唱する「冷え取り健康法」で使われていました。病気は冷えから起こることが多いという考えから作られた、足の冷えを防ぐ靴下です。
 まず、五本指のシルクの靴下をはきます。シルクには汗や毒素を外に出す効果があると言われています。次に、木綿の靴下をはきます。綿には保湿の働きがあります。なぜこうするかと言いますと綿は足の水分を吸収する力はあるが、外に出す力が弱いので、直接綿をはくと足を冷やしてしまうからです。それで最初にシルクをはくわけです。冷え取り健康法では、さらにシルクと綿の靴下を重ね、合計四足の靴下をはく方法を用いています。
 こうして、保湿しながら五本の指をそれぞれ独立させてやることが、実は、ハイヒールやつま先の狭い靴が原因で起こる外反母趾やハンマートウの矯正にも効果があることがわかってきました。外反母趾は寝ている間にも進行すると言われますが、この五本指靴下をはくことで、それぞれの足の指が独立して開くようになり、その矯正の効果があります。これは整形外科の医師も認めている効用です。
 外反母趾やハンマートウでは、手でグーチョキパーをするような運動が足の指でできなくなっています。つまり、足の指が変形して、自由に動かせなくなっているわけですから、毎日意識して足の指のグーチョキパー運動をする必要があります。それぞれの指を独立して動かすのです。五本指靴下には、これを助ける効用があるのです。
↑TOP

■
 A13: マキの靴では歩き方の指導もしています。それが私の考案した「ハンサムウォーク」です。歩き方は人それぞれでいいのではないかと思われる方もいるでしょう。
 実際、それぞれの歩き方も人の個性のうちに入っているとは思います。外股歩きの人、内股ぎみの人、がに股歩きの人、大股歩き、小股で歩く人、すり足の人といろいろいて、私たちの生活のなかで、欠くこのできないキャラクターをつくっています。だれもが、軍隊の行進のように同じ歩き方をしていたとしたら、気味が悪いでしょうし、味気ないとも言えます。
 けれども、歩き方が良くないために腰痛が起こったり、外反母趾になったり、多くの故障が出ている場合も少なくないのです。そして歩き方を変えると症状が改善される場合もあるのです。
 さらに、こうした症状のない方にも、靴をはいて生活している私たちにとって、理にかなった健康的な歩き方があることがわかってきました。
 ハンサムウォークの基本は、姿勢を正し、かかとから着地することにあります。そして、小指の側に重心が移り、親指に移って、地面をポンと蹴るという要領になります。意識的にこの歩き方を実践しますと歩くことが楽しくなりますし、速度も上がります。
 ハンサムウォーキング教室を開設しています。詳しいことはメールか電話でお問い合わせください。
 ハンサムウォークをしたいけど、教室には通えないという方は以下の方法で自宅で練習してみてください。

(1):両足を揃えて立ちます。このとき、体重がかかとにのるように立ちます。すると、後ろに倒れるような感じがするはずです。頭は自然に首の真上にのって、足は正面を向き、目はまっすぐ前を見ています。
(2):この状態で足を踏み出すのですが、左右どちらからでも、踏み出す足があなたの利き足ですがら、それで良いのです。片方を踏み出すとき、もう片方の足のかかとに体重がのっている状態です。ですから、踏み出した足には、まったく体重がのっていません。試しに足をあげてみて、楽に上がるようならOKです。
(3):踏み出した足のかかとを床面につけます。このとき、正面に鏡があれば、踏み出した足の裏が見えるはずです。見える面積が広いほど良いと考えてください。
(4):次に、踏み出した足の裏を前に倒すようにして体重の移動を行います。体重を支えていた、もう片方の足は力が抜け、ひざを曲げると腰がスッーと前に押し出されるように進みます。
(5):今度は前に踏み出した足に体重がのります。そして、また次の足を踏み出します。
 これの繰り返しです。
 両足の完全な体重移動とタイミング、バランスが必要です。これまでの生活習慣から身についている足の運びを直すには、意識して歩くことが必要ですが、このハンサムウォークを覚えると、意外に足が軽く速足で軽やかに歩けることに気がつくはずです。同時に、腰の負担がかからないのがわかります。
↑TOP

■
 A14: 最近は合わない靴が原因で、いろいろな症状が起こっています。足が痛む場合、腰痛、関節炎などの場合、いずれも専門医に診てもらう必要がありますが、同時に、靴を調整することで症状が改善される場合も少なくないのです。
 この改善に威力を発揮するのが足底板です。
 私がドイツの健康靴を扱って驚かされたことの一つは、足底板の効用でした。足底板はドイツ語で“アインラーゲン”と言います。はく人の症状に応じて、または足の裏の形に合わせて、足の本来の動きをうながすために作られたこの中敷きを、靴の中底の上に敷くわけです。ドイツの整形医学の研究から生まれたこの中敷きは、たとえば腰痛をやわらげたり、外反母趾を矯正したり、足の筋肉の動きを回復させたりと、たいへん不思議な効果があるのです。不思議と言っては語弊があるかもしれません。科学の産物ですから、極めて合理的な、わかりやすい考え方で作られています。
 私たちの足の現状は、基礎部分が傾いていたり歪んでいたりと、不安定になっている場合が多いのです。その原因は歩き方にある場合、足にある場合、靴にある場合といろいろです。その結果、腰痛や関節炎になったり、足が痛かったり、足の形が変わったりという症状となって現れます。
 足底板は、こうした足の悩みの原因を知り、その人の足の裏の形にフィットするものをオーダーメイドで作るです。
 これを靴の中に中敷きとして入れてはくことで、それまでの一方的な、バランスを欠いていた筋肉の使い方に修正を加え、筋肉をほぐして改善していきます。
 この足底板には保険が適用できる場合があります。詳しくはこちらのページをご覧ください。
↑TOP

■
 A15: 陥入爪(かんにゅうそう)とは、足の指の爪の両側のはしの部分が皮膚に食い込んでいる状態で、ひどく痛みます。子供にも大人にもよく見かける症状です。肉に食い込んで化膿することがあり、ひどくなると、夜寝ていても痛い、布団もかけられない、靴もはけないという状態になります。整形外科で爪を抜いてもらったり、爪を三分の二くらいカットしてもらったりする場合もあるほどです。
 体質的に陥入爪になりやすい人もいます。たとえば、凹足といわれる土踏まずの高い足だと、かかととつま先に体重がかかって、下からの圧迫によって指の爪がぐんぐん皮膚に食い込むということも起こります。
 最近多いのは、細い靴やつま先のとがった靴をはいているために、この陥入爪になるケースです。たとえば、美容師さんなどが、立ち仕事なのにヒールのあるサンダルなどをはいていますと、つま先に体重がかかり、足の指や爪が圧迫され爪が皮膚に食い込むわけです。また、細い靴をはいていない場合でも、体重がつま先にかかっている場合に起きることがあります。
 ですから、つま先に荷重がかかったり、圧迫されたりしない靴にはき替えることで治る場合もあるのです。
 また、陥入爪の場合、爪の切り方にも注意する必要があります。普通、私たちは爪を指先の円みに合わせて円く切りますが、これは足の指の場合、良くありません。まっすぐに左右のコーナーを残す形で切るのです。このコーナーが靴の中での圧迫から爪を守る役割をしてくれます。
 はき物を替えることでは治らないような陥入爪の場合、針金やプラスチックの細い棒を使って矯正する方法もあります。
 重傷の場合は、整形外科や皮膚科で切開してもらうケースがあります。爪が変形してしまったり、親指や爪の神経がマヒしてしまうこともあるようですから、できるだけ早めに専門家に診てもらうことが肝心です。
↑TOP

■
 A16: 外反母趾に効果がある足趾の体操があります。
 まず、お風呂に入って足をブラシでよく洗います。その後、洗面器かポリバケツにぬるま湯を入れ、塩を少量加えます。この湯の中に、両足を二十分ほどつけておきます。そして、足をふき、床に座って足を伸ばし、外反母趾になっている足を片方のひざにのせて、足の親指をつまみ、軽くぐるぐるとまわすようにほぐします。次に、足趾をそらせるように、ぐっぐっと軽く引っ張り上げます。
 それから、右足の親指の場合なら右手の親指を足の親指の左脇付け根に当てがいます。自然に人さし指が足の親指のそばにあるはずですから、その人さし指を足の親指の先端の右脇に当てがい、手の親指をテコにして、人差し指を左側に押します。つまり、手の親指は足趾の付け根を押さえ込む形になります。外反した足の親指をまっすぐにする要領で、人さし指を左に押すと同時に、手の親指で足の親指の付け根を押さえ込むのです。
 この足趾体操を毎晩繰り返すことで、外反の曲がりが固定されることがなくなり、筋肉にも弾力性がつくわけです。
 この体操のあと、先にお話しした五本指靴下をはいてお休みになれば、さらに効果的です。
↑TOP


この他のご質問がある方はこちらからメールをお送り下さい。
上級シューフィッターがお答え致します。


Copyright©2003 MAKI SHOES. All Rights Reserved.
このページに使用されている写真・イラスト・文章の無断転載はできません。